【保育士の自己紹介】保護者会や懇親会でする時の5つのポイント

保育士の自己紹介を保護者会や懇親会でするポイントは?
保育士の自己紹介を懇親会や保護者会でする人

保育士の自己紹介を保護者へする時の注意点

笑顔を忘れない

笑顔で自己紹介する保育士
自己紹介をする時は、緊張しますが、笑顔がとても大事です。凄くいい言葉を言っても、表情が硬いと、保護者も緊張してしまい、何を言っているのか、頭に入りません。

笑顔で話す事で、
親しみやすさも出て、明るい先生のイメージもつきますよ。

ハキハキ話す

保護者が大勢いると、緊張してしまいますよね。でも、恥ずかしくて、
声が小さいと、頼りない印象になってしまいます。

ハキハキ話す事で、「しっかりしている先生だな」と言う印象を、持ってもらえるので、声を出して挨拶をしましょう。

明るい話題を心がける

自己紹介の時に、ネガティブな発言はNGです。私が勤めている時に見た、ビックリ自己紹介ですが

「にじぐみの担任をする○○です。子どもと遊ぶ事は中々うまくできないですが、頑張ります」

と言う挨拶をしている保育士がいました。聞いている側からすると

「遊ぶ事苦手なの⁉任せて大丈夫なの?」

と一気に心配になってしまいますよね。

保護者が安心できるように「~な遊びが得意なので、子ども達とたくさん遊んでいきたいです」など明るい挨拶がいいですね。

季節の話題を出す

今の話題を取り入れると、イメージしやすいですね。

「新緑がとてもきれいで、子ども達と毎日、葉っぱの観察をする事を楽しんでいます」

など季節の事を入れると、保護者の方も、スッと話が耳に入りやすくなります。

新人でも自信をもって

初めての担任、まだ数回しか受け持ったことが無い時の、保護者の前での挨拶は、緊張しすぎて、頭が真っ白になった覚えがあります。

「新人だから保護者の方は不安に思っているのでは」

と言う心配が頭から離れませんでした。

でも、新人でも、頑張れることをアピールするのには、とってもいい機会です。

「体力には自信があるので、子ども達と身体をいっぱい動かして遊びたい」

「1日1日を大切にして子ども達に寄り添っていきたいです」

などの挨拶は、新人保育士でも使えますし、保護者も聞いていて、安心できる挨拶です。

保護者会、懇親会用の自己紹介例

保護者会用

  • 信頼を勝ち取りたい場合
「保護者の方と、子ども達の事をしっかり話をし、共有し、一人一人に合った保育をしていきたいと思います。」

子どもの事を保護者と、情報を共有する事は、意外と難しい事です。

こちらが話をたくさんしても、中々家での様子を、話してくれない人もいます。

一人一人に合った保育は、当たり前の様で凄く大変なので、頑張る事をいいましょう。保護者としっかり話をする事を伝えることで、
話を聞いてくれる先生なんだな」と思って貰えます。

  • 親しみやすさをアピールしたい場合
「子ども達と毎日元気に、身体を動かして、たくさん遊んで、笑顔いっぱいのクラスにしていきます。」

子ども達と元気に遊ぶと言う事だけでなく、どのようなクラスにしたいかを言う事で、親しみやすくなります。

親しみやすさを重視したい場合は、固くなるようなクラスではなく、

笑顔いっぱいのクラス
友達が大好きなクラス

など、想像しやすい言葉を選ぶのがポイントです。

  • コミュニケーションを大事にしたい場合
「子ども達は日々成長しています。ご家庭と、報告・連絡・相談をしっかりし、コミュニケーションを取りながら、子ども達に合った保育をしていきます。」

報告・連絡・相談は社会人の基本です。でも、子どもが多い保育園では、中々コミュニケーションが取れない人もいます。

積極的に連絡を取り合おうとする姿勢は、安心感を与えます。

懇親会用

  • 話をしっかり聞くことをアピールしたい場合
「保育園での様子や、育児の事など、不安や疑問に感じたら、何でもお話しください」

園での事だけでなく、家での様子で、困る事もあります。
そんな不安や疑問を話しやすい先生は、印象が良くなります。

挨拶で、気軽に話してくださいと言う事を話しておけば、保護者の方も、悩みを相談しやすくなります。

  • 子どもとしっかり関わると言うアピールをしたい場合
「子ども達、一人一人の個性を大事にして、その子に合った保育をして、クラスをまとめていきたいと思います。」

個性を大事にする事は、子どもとしっかりと関わらないと、出来ない事です。保護者と話をする時も、その子の個性をしっかり、理解して話をすると、

ちゃんと自分の子をわかってくれるんだな」と安心してもらえます。

  • 保護者の意見も大事にしたい場合
「子ども達の成長を見守るためには、ご家庭の方からのお話も、とても大事になっています。子ども達がのびのび成長できるよう、話のやり取りの中で、一緒にお子さんの成長を感じていきたいと思います。」

保育士は、資格を持ったプロです。でも、
子どもを育てるには、家庭との密な連携が、とても大事です。

保護者の意見を大事にしたいと言う事を、話しておくと、保護者も、安心して話をする事が出来ますよ。

保護者会と懇親会の違い

  • 保護者がメインかどうか

保護者会、懇親会の自己紹介
保護者会は、保護者メインで話し合いをする場です。

懇親会は、保育士が保護者へ話をし、質問などを受ける機会があります。

違いを知った上で、自己紹介内容も考えると、場違いなコメントになりませんね。

  • 保護者会は子供の情報交換

保護者同士が、子どもの様子を話し合いをする園が多いです。

保育園では担任が司会になって、テーマに沿って、話し合いをし、発表する園もあります。

参加者は保護者のみの限定される場合がほとんどです。
入園や進級した4月~5月に行われる事が多いです。

  • 懇親会は園の様子を伝える場

園長の紹介、他のクラスの担任の自己紹介などもあります。

・園の様子
・子ども達の様子
・緊急の連絡事項

を担任から、保護者に話す機会です。

話し合いの時に、保育士へ質問などがあるのも、懇親会の特徴ですね。
年に2回ほどあり、4月~5月、11月~12月に行われる事が多いです。

  • 保護者会と、懇親会が一緒の園もある

保護者会も、懇親会も、園に保護者が来ることになります。

最近では共働きも増えたので、保護者への負担を減らす為に、保護者会(懇親会)と言うように、一緒に行う園もあります。

一言で保護者の心をつかむには?

心をつかむ自己紹介

共感してもらう

「どんな事も一生懸命取り組むクラスにします」

保護者で多いのが「何事にも一生懸命な子ども」になってほしい。と言う言葉が多かったです。

過程を大事に出来るクラス

なども、保護者から共感をしてもらえますね。

インパクトを狙う

「私の好きな四文字熟語は一期一会です。この出会いを大事にしていきます。」

自己紹介で意味を込めた短い言葉を、ポンと言われると、わかりやすいし、インパクトがあるんです。

四文字熟語も、意味がいい物を選ぶといいですね。

笑いを取る

「クラスで今、ミッキーマウスの物まねが流行っています。私が物まねをすると、みんな笑ってくれます。「~クラス笑顔が一番(物まねで)」」

物まねなど、クラスで流行っている事を取り入れると、笑いが取れて、親しみやすい先生のイメージが付きます。

ポイントは恥ずかしがらない事です。思い切りやる事で、ドッと笑いが起きなくても、保護者の方が、ニコニコしてくれたらOKと考えましょう。

笑いを取る時に、自分の失敗ネタを言う方もいますが、注意するのは、「保育中の失敗」を言わない事です。笑いを取れないだけでなく、保護者に不安を与えます。注意しましょうね。

まとめ

保護者会や懇親会は、たくさんの保護者がいて、とても緊張する場ですが、笑顔を忘れずに、自己紹介したいですね。

緊張している事を隠す必要もないので、とにかく、ハキハキ話をしましょう。自己紹介一つで、印象がいい方向に、変わるので、事前の準備もしておくといいですね。

お便りの自己紹介文章も、大切ですね。